
まずは1,000日くらい。長い目でデザインを考えてみる。
たくさんの情報が溢れ、高速で流れゆく現代においては、多様なツールや媒体を通して世の中に発信された情報もすぐに薄れ、埋もれ、消えゆくことが多々あります。きちんと伝えたい想いや、残すべき情報があるのに、それを上手く可視化できず、様々な機会を逃してしまうことがあると思います。
千日デザインアソシエーション(以下:千日)は、その想いや情報を「デザイン」という視点から再考し、本質を見極めることで、潜在的な魅力や価値の可視化を行います。そして時代に流されず、きちんと伝わり、きちんと残るデザインとして世の中に発信していくことが我々の役割だと考えています。
千日は、クライアントさまと出会った時から、素敵な未来をつくるまで。常に長期的な視野を持ちながら、デザインの基盤づくりから、運用、展開、そして自走できる仕組みづくりまでを一貫して実施し、クライアントさまに寄り添いながら持続的なデザインを行います。
未来の日常に溶け込む、丁寧でしなやかなデザインを。
合同会社 千日デザインアソシエーション
はじめに
はじめに、千日は時間をかけてじっくりとクライアントさまのお話を聞かせていただきます。その中でクライアントさまの強みや弱みを整理し、「らしさ」の抽出を行います。そして、デザイン制作を行う上での指針となる「コンセプト」を立て、その指針に沿ってブランディングや各種コンテンツの制作を進めていきます。
(*画像は「茜さす果実」さまデザイン提案資料より抜粋)

これまでの仕事

茜さす果実
『茜さす果実』
青森県板柳町に新しく立ち上げたりんご園のブランディング。代表者様のお名前である"茜"を象徴として、茜さす空が街や人の心を染めていくように、りんごが皆さまにとってより身近になり、心がりんご色に染まるよう想いを込めて『茜さす果実』というブランド名を採用。茜さす果実では、お客さまに美味しいりんごをお届けするだけでなく、りんごの持つ可能性を探求し、りんごから生まれる様々な魅力あるモノやコトが発信されます。
クライアント:三上茜 さま
実施内容:ディレクション、ブランド名、ロゴマーク制作
所在地:青森県

茜さす果実|ロゴマーク
茜さすりんごのそのまわり
三上さんの愛情に包まれて育てられるりんごや、発信される想いは、人の心をりんご色 ( 茜色 ) に染めるエネルギーがあります。 そのりんご愛が、街を赤く染める夕日のように周囲にまで広がっていく情景をイメージし、デザインコンセプトとして 『茜さすりんごのそのまわり』を提案。三上さんのつくるりんごが、周囲を茜色に染める情景をモチーフにシンボルマークをデザインしました。
クライアント:三上茜 さま
実施内容:ディレクション、ブランド名、ロゴマーク制作
所在地:青森県

ECOS organic paint
口に入れても無害な塗料
イギリス生まれの水性塗料、エコスオーガニックペイントのブランディング。有害物質を一切含まない「完全ゼロVOC」のエコスは、口に入れても無害な世界一安全な塗料です。カタログのリデザインをきっかけに、これまで散漫だった各種媒体の情報を整理し、商品パッケージも一新。紙面・WEBサイト・展示会ブースなどの顧客さまへの情報導線も適切に整え、商品・ブランドの世界観を統一しました。
クライアント:Green Elephant さま
実施内容:カタログ、パッケージ、展示会ブース設計、撮影、WEBサイト(制作:Funidea Inc.)
所在地:福岡県

ECOS organic paint|カタログリデザイン
触れたくなる壁 塗りたくなる塗料
これまで散漫になっていた商品情報や魅力を整理し、1冊の紙カタログに集約。本商品の特徴である「思わず触れたくなるような塗色の美しさ」と、有害物質を含まない=「化学物質過敏症の方でも触れられる安全性」、そして「クリエイティブの喜び」(黒板塗料としての機能、塗りたくなるような塗色の美しさ)を与えてくれる塗料であることから、『触れたくなる壁 塗りたくなる塗料』というデザインコンセプトを掲げ、撮影・編集・デザイン制作を行いました。
クライアント:Green Elephant さま
実施内容:カタログ、パッケージ、展示会ブース設計、撮影、WEBサイト(制作:Funidea Inc.)
所在地:福岡県

岩﨑農園
明るいレモンの輝き
瀬戸内海に浮かぶ離島・大崎上島にて、温暖な気候でレモンやブルーベリー等を栽培し、加工・販売を行うレモン農家、岩﨑農園さまのブランディング。本園では自社栽培だけでなく、島内外の生産者にノウハウを提供し、地域をより良くするために活動されています。岩﨑さんご家族の皆さまのレモンのように明るくフレッシュなお人柄をブランドの本質的な価値とし、『明るいレモンの輝き』というブランドコンセプトを掲げ、VIの制作を行なっています。
クライアント:岩﨑農園 さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、パッケージデザイン
所在地:広島県

岩﨑農園|ロゴマーク
明るいレモンの輝き
ブランドコンセプトである「明るいレモンの輝き」を表象する「レモン」と「輝き」をモチーフにシンボルマークを表現。開園 10 年目を迎えた岩﨑農園さまが培われてきた信頼と、岩﨑さんご家族から滲み出る明るさ、そして島の温かさを感じさせるロゴマークを制作しました。これまでの10年を引き継ぎ、これからの 10 年、20 年に渡りブランディングの核として一人でも多くの方に愛していただけますと幸いです。
クライアント:岩﨑農園 さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、パッケージデザイン
所在地:広島県

岩﨑農園|パッケージリデザイン
明るいレモンの輝き
ひとつずつ手作りされる岩﨑農園さまのジャムは、まるで果肉をそのまま食べているような贅沢な味わいです。ジャムには岩﨑農園産のレモン果汁が使われており、素材本来の色を引き立てています。味、見た目ともに美味しく美しい岩﨑農園さまのジャムの魅力を伝えるため、パッケージは極力存在感を抑え「食品表示欄」もデザインの一部とすることで、大崎上島で採れた果実の輝きをそのまま伝えることのできるデザインに仕上げました。
クライアント:岩﨑農園 さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、パッケージリデザイン
所在地:広島県

FUJIYA HAWAIʻI
Hawaiian WAGASHI
1953年にハワイで創業した和菓子屋、FUJIYA HAWAIʻIさまのブランディング。日本からの移民が多いハワイでは、和菓子がMOCHIやCHICHIDANGO、SENBEIとして地元の人々に親しまれています。一見、日本の大福のように見えるMOCHIは、中身がピーナッツバターだったり、食感が違ったり、ハワイ特有の味わいが楽しめます。日本発でありながらハワイで独自の発展を遂げたMochiを「Hawaiian WAGASHI」と銘打ちVIを一新しました。
クライアント:FUJIYA HAWAIʻI さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、撮影
所在地:Hawaii

FUJIYA HAWAIʻI|ロゴマーク
新しい伝統菓子
これまでの伝統を大切に、新しい定番となるべくロゴのリデザインを行いました。FUJIYA HAWAIʻIさまのメインコンテンツであるMOCHIの柔らかなフォルムのなかに、ハワイの虹、波、そしてこれまで親しまれてきた旧ロゴの富士と「や」を包み込んでいます。日本とハワイの要素が融合したハワイ和菓子。ひと口食べると驚きや感動が巡るその様子を表象しながら、これまでの伝統を次世代につなげるロゴデザインを制作させていただきました。
クライアント:FUJIYA HAWAIʻI さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、撮影
所在地:Hawaii

有本建設
備前を誇る職人集団
岡山県・備前エリアを中心に建設工事を手がける工務店、有本建設さまのブランディング。技術力の高さに定評があり、優秀な職人さんを多く抱えています。一方で備前市は「消滅可能性都市」であるという課題も抱えています。未来の子どもたちが誇りを持てるまちであるようにと、近年は地域に係る事業も多数手がけている有本建設さま。2つの「誇り」をブランドコンセプト「備前を誇る職人集団」に据え、VIの制作を行なっています。
クライアント:株式会社有本建設 さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、WEB監修(制作:BRIGHTLOGG,INC.)
所在地:岡山県

有本建設|ロゴマーク
好きなんです、人も木も。
「好きなんです、人も木も。」。この言葉は先代から受け継がれ、有本代表が大切にしている言葉です。この有本建設らしさを感じさせる言葉からインスピレーションを受けロゴマークをデザインしました。シンボルマークは、「有本建設」の頭文字“A”をベースに、「人」と「木」をイメージした形体を新たに創出。 力強く伸びやかで象徴的なかたちは、これまでの積み重ねられた伝統と、これからの発展を感じさせます。
クライアント:株式会社有本建設 さま
実施内容:ディレクション、ロゴマーク制作、WEB監修(制作:BRIGHTLOGG,INC.)
所在地:岡山県

畑でとれるアイスのお店AOBA
畑でとれるアイス
厳選した果物・野菜をまるごと、オリジナル蒜山ジャージー乳アイスとブレンドしたスペシャルティアイスを提供するお店、AOBAさまのブランディング。くだもの王国岡山を中心とした生産者さんから直接仕入れた四季折々の素材を活かし、今では50種類以上の魅力的なアイスが生まれています。素材の味わいや食感を活かした無香料・無着色のアイスと、食品ロスや農業の社会課題の緩和を目指す姿勢から「畑でとれるアイス」を掲げています。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、店舗設計、商品企画、撮影
所在地:岡山県

畑でとれるアイスのお店AOBA|ロゴマーク
AOBA
「AOBA」の文字をベースに、自然の恵みからつくるアイスをイメージしたロゴマーク。アイスの柔らかさを感じさせる滑らかなライン、自然が育む果実や野菜を想起させる優しいフォルム。そしてブレンドが生み出す“くるりん”がチャームポイントです。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、店舗設計、商品企画、ロゴデザイン(制作:奥山太貴)
所在地:岡山県

畑でとれるアイスのお店AOBA|店舗設計
自然の恵みを味わう
築55年の鉄筋コンクリート造二階建、一階事務所スペースのリノベーション。元の事務所スペースの一部を半外部空間とし、建具も開放的な設えとすることで、店舗向かいの河川敷空間を取り込めるような開放的な計画としています。店舗全体は白を基調とし気品や清廉さを保ちつつ、版築壁やトタン波板・木材・真鍮・タイルなどの農村にみられるような素材を多用することで、独自の空気感を醸す空間にまとめています。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、店舗設計、商品企画
所在地:岡山県

畑でとれるアイスのお店AOBA|カード
畑でとれるアイスの名刺
厳選した果物・野菜をまるごと、オリジナル蒜山ジャージー乳アイスとブレンドされてできるAOBAさまのアイスをイメージした「畑でとれるアイスの名刺」。裏面にはアイスに使われた素材や農家さんの情報を記載しています。この名刺をアイスに添えて提供することで、アイスの美味しさと一緒に、アイスが出来上がるまでの背景を一緒に味わっていただくことができます。自信を持って提供されるアイスには名刺を添えて。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、店舗設計、商品企画
所在地:岡山県

PLAIN ICECREAM
暮らしに溶けるアイス
無添加・微糖アイスのブランディング。「すこやかな暮らし」におけるアイス飲食シーンを考え抜いて生まれた、限りなく甘さを抑えたプレーンなアイス。パッケージは小売店で陳列されたときのシズル感や訴求力よりも、自宅の冷凍庫内やダイニングテーブルの上に置いたときのノイズの無さを優先し、淡く優しい印象にまとめることで、余白やゆとりを感じられる「暮らしに溶けるアイス」になるようデザインしています。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、商品企画、撮影
所在地:岡山県

PLAIN ICECREAM|ロゴマーク
溶けるフォント
アイスが一番美味しく感じられる溶けはじめの瞬間をモチーフに、「PLAIN ICECREAM」の文字がトロリと溶けるような「溶けフォント」を制作。読みやすく、やさしく、さりげなく。アイスのパッケージに配されても主張しすぎず日常に溶けるような、そんなロゴマークをデザインしました。
クライアント:株式会社1000n さま
実施内容:プロデュース、VIデザイン制作、商品企画、撮影
所在地:岡山県

FUKUSHIMA TAKKEN GROUP
奉還町にEnterを。
岡山駅西口・奉還町商店街を拠点とする不動産会社、フクシマ宅建グループさまのブランディング。不動産事業だけでなく、シェアリングエコノミー・宿泊・イベント主催など多岐にわたる事業を通じて、人・企業とまちの「接点」を作り続けるプラットフォーマーです。そんな彼らのまちへの愛情や熱量を、3つのEnter(①入口(Enter the door)、②実行(Click Enter key)、③楽しみ(Entertainment))で表現し、ブランドコンセプト「奉還町にEnterを。」を掲げました。
クライアント:有限会社フクシマ宅建 さま
実施内容:ディレクション、VIデザイン制作、WEB監修(制作:BRIGHTLOGG,INC.)
所在地:岡山県

FUKUSHIMA TAKKEN GROUP
奉還町にEnterを。
ロゴマークはパソコンのキーボードをモチーフに表現。会社名の頭文字である「F・T」を記載した2つの矩形は、キーボード配列を踏襲し、右肩上がりのエネルギーや上昇感、未来への広がりを感じさせます。右側に配したEnterキーを模した角丸矩形には、あえて何も記載せず余白をつくることで、これから生み出される様々な可能性を感じさせます。3つの矩形が生むバランスがフクシマ宅建グループさまの新たなイメージを構築していきます。
クライアント:有限会社フクシマ宅建 さま
実施内容:ディレクション、VIデザイン制作、WEB監修(制作:BRIGHTLOGG,INC.)
所在地:岡山県